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ホームページ制作におけるダークモードの利点と選択基準

近年、ダークモードはWebデザインのトレンドとなってきていて、色々なサイトで採用されてきています。

ダークモードとは、言葉通り、背景を黒や濃いグレーにし、テキストや他の要素を明るい色で表示するデザインスタイルです。

これには目の疲労を軽減し、バッテリー消耗を抑えるといった利点があります。特に夜間や暗い環境での画面視聴時に効果を発揮します。例えば、X(旧Twitter)やInstagramなどの人気サイトやアプリが既にダークモードを導入しており、ユーザーからも高い評価を得ていますね。

ダークモードを導入するメリット

ダークモードを導入する利点としては、導入することで、媒体によっては以下の理由で訪問者が長時間快適にサイトを利用できるようになると言われています。

まず、それは目の負担が軽減されるため、特に夜間にスマートフォンやPCを使用するユーザーにとって大きな利点となっているということです。実際に私も試していますが、目の疲労度が違うように感じられます。

また、最近多くスマホに搭載されていますが、有機ELディスプレイ(OLEDディスプレイ)を搭載したデバイスでは、黒いピクセルが電力を消費しないため、バッテリーの持ちが伸びると言われています。私の友人もこのバッテリーの持続性を優先してダークモードにしている人もいるくらいです。

さらに、ダークモードはモダンで洗練されたデザインを提供し、多くのユーザーに好まれています。(ただこれは好き嫌いがあるかも。。)今まではライトモード一辺倒だったデザインに新風を吹き込んでいるとも言えるでしょう。

これらのように、ユーザー体験を向上させるためには、ダークモードの導入を検討する価値があると言えます。。

ダークモードを導入しないという選択

一方で、あえてダークモードを使用しない選択もあります。

ライトモードは明るい環境での視認性が高く、一般的に読みやすいとされています。企業やブランドのイメージカラーが明るい色の場合、ライトモードの方が一貫したブランドイメージを保ちやすいです。この点は私自身も明るい環境での「見やすさ」は感じています。

また、すべてのユーザーがダークモードを好むわけではありません。かく言う私もその一人ですが。特に高齢者や視力に問題があるユーザーにとっては、ライトモードの方が見やすい場合も多いです。さらに、ダークモードはデザインや実装において追加の工数が必要となるため、費用、時間などリソースが限られているプロジェクトではライトモードのみを採用する方が効率的ですね。

ホームページ制作において、ダークモードを採用するかどうかは、当然の事として、ターゲットユーザーのニーズやブランドイメージ、リソースの状況に応じて慎重に判断することが重要と考えています。

ダークモードの利点とライトモードの利点を天秤にかけ、最適な選択を行うことが大切ですね。